スタッフ
2021.4
私は2020年10月に、生後半年の息子を亡くしています。ミルクをよく飲む元気な子でした。「明日はインフルエンザの予防接種がんばろうねー」いつもより長めに抱っこしてあやして寝かせて…それが最後です。
「苦しい思いをしているのは私だけじゃない。あの人も子どもさんを亡くしてる、、、」私は一番苦しい時期を、自分にこう言い聞かせて通り過ぎました。
時が経っても悲しみは変わらないと思いますが、私は同じ悲しみをもつ人たちと出会って、少しずつ前を向けるようになっています。
天使の会が一番苦しい時を通り過ぎる方法の一つになれるよう、お話ししやすい場所でありたいと思っています。
お問い合わせから、またはメールでご連絡ください。[email protected]
こばたけ くみこ
流産∼不妊治療∼娘ASD(2017∼)∼息子生後半年突然
2021.12.31
会をスタートしてから、9ヶ月経ちました。
お会いできた方から、本や言葉、音楽をご紹介いただくことがあります。ご自身がお辛い中でも、こちらをお気遣いいただき、ありがたい気持ちになりました。子どもたちが繋いでくれる出会いに感謝しています。
私もまだ、家事がはかどらなかったり、涙が出てしまったりする日が多いです。自分のケアを大事にしながら、福山市周辺の方が集まれるよう、お話しできる場所の準備をさせていただきたいと思います。
お越しくださった皆さま、関わってくださった皆さま、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
こばたけ くみこ
2022.2.26
tensinokaiを始めたきっかけは、心配してくださった看護師さんの言葉でした。「広島県福山市には、赤ちゃんや小さい子どもを亡くした人の集まる場所が無いみたいです。見つけられずごめんなさい。」看護師さんの優しさに私は救われました。そして自助会が無いのなら、普通の親で申し訳ないけれど、できる範囲でやってみようと始めました。看護師さんへ恩返しの気持ちもあります。「天使の会」という名前は、お世話になっている方に付けてもらったもので、会に初めてお越しになった方も気に入ってくださっています。
会を始める際、都会には素晴らしい自助グループがあるということは知っていましたが、SNSで天使ママさんを支え合う場が、築かれていることは知りませんでした。Instagramなどで、お一人おひとりの経験や気持ちが発信されていて、グリーフケアの輪があること、全国各地の自助グループに繋がれることが、たくさんのお母さんやご家族の救いになっています。想像を絶する孤独感ですよね。ぜひ経験豊富な自助グループや、ご経験が似ている方と繋がってほしいです。当事者の多くが抱えると言われている孤独感が、少しでも和らいでほしいです。
福山の天使の会は小さな会です。車で集まれる範囲の方と、当事者同士でお話できたらと思っています。外出できない場合は、zoomでお話したいです。福山市周辺の、当事者同士で集まれる場所の用意を続けていきたいと思っています。